大槻文彦初代校長の命日2月17日の前日である2025年2月16日(日)に、東京都港区高輪の東禅寺に大槻家の墓所を訪ね、恒例の墓参を行いました。
今回は、本間会長を始め、次期会長候補の高28回千葉光太郎さん(JMU元社長)を含め、幹事総勢11名(昨年7名)にて献花と線香をあげ、遺徳を偲んで参りました。
大槻文彦先生は、著名な国学者として活躍される中、今から132年前の1892年宮城県尋常中学校(現在の仙台一高)の初代校長として君臨されました。29歳で文部省から辞書の編集を命じられ、16年の歳月をかけてわが国初の辞書「言海」を完成させたそうです。
大槻文彦先生のお墓が高輪の東禅寺にある所以は、祖父の大槻玄沢氏のお墓がここに建てられたことにあるそうです。玄沢氏は、杉田玄白の弟子で、日本最初の蘭学塾「芝蘭堂」を開いたほか、蘭学・オランダ語の入門書「蘭学階梯」や「解体新書」を改訳した「重訂解体新書」などの著書を残した偉人です。
先生を偲んだ後は、品川駅のお店で、献杯しました。本間会長曰く、
「偉人を偲びお参りすることは、何か良いことしたという感慨に浸ることができた」
と。
来年の命日に何か良いことをしたい方は、我々幹事までお申し付けください。
※墓所に一般の立ち入りは禁止されており、墓参を希望する場合は同寺に事前連絡する必要があります。ご注意ください。
東禅寺入門にて
お祈り(本間さんと目黒さん)
お祈り(千葉さん)
三重塔の前にて
一関にある大槻三賢人の胸像
(祖父・玄沢氏)
一関にある大槻三賢人の胸像
(文彦先生)